※アイキャッチ写真は自宅に紫陽花があるので花が咲いたら使う予定です。
4月下旬から5月初旬ゴールデウィークにかけて怒涛の定植&種まきラッシュが終わり新緑の季節も過ぎていよいよ梅雨の季節の6月がやってきました。
6月は夏野菜がぐんぐん成長し、追肥や支柱の設置など大事な作業が増える時期です。とはいえ、初心者の方にとっては「何をすればいいの?」と悩む場面も多いかもしれません。
本記事では、実際に市民菜園で家庭菜園をしている筆者が、6月に取り組んでいる作業をわかりやすくチェックリスト形式でまとめました。支柱や追肥、害虫対策や梅雨への備えなど、今まさにやっておきたいポイントを紹介します。
6月の家庭菜園|やること一覧チェックリスト
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以上が基本的な作業の一覧となります。
では上から紹介していきましょう。
支柱の設置(キュウリ・トマトなど)
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トマトやナスなどのナス科野菜、そしてキュウリやゴーヤなどのウリ科野菜の栽培初期では暫定的に仮支柱を立てるのが一般的です。
これは風などで茎が地面に倒れて痛むのを防止するのが目的ですが、6月になると草丈が仮支柱を超える高さになってきます。
そこで仮支柱を抜いて1.5m〜2mの支柱に差し替えて、茎を支柱に誘引します。
支柱の仕立て方は直立型・合掌型・やぐら型などがあります。
追肥のタイミング確認
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6月は追肥第一弾の時期にあたり、葉の枚数や草丈の長さや葉の色などで判断して肥料を与えます。
種の袋や購入苗の札に追肥の目安が書いてあるので参考にするといいでしょう。
追肥に用いる肥料は888という一般的な化成肥料、または有機にこだわる方は有機肥料で作物に応じた追肥量を与えましょう。
追肥の場所は一般的に葉の先端の真下が根が一番伸びている位置で、そこに肥料を投入します。
わき芽かき・摘心作業(特にミニトマト)
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葉の付け根から芽が伸びてくることを「脇芽」といいます。
この脇芽を伸ばしっぱなしにしておくと養分が分散させて生長によくないので、見つけ次第摘み取っていきます。
ハサミを使うと刃先がウイルスを媒介して病気になることがあるので、指で捻じり取りましょう。
キュウリやかぼちゃなどウリ科は葉の枚数(5〜8枚)などに応じてつるの先端を摘み取って小づるの生長を促す作業を摘心といいます。
トマトなどは茎が支柱を超える頃に摘心します。タイミング的には6月下旬から7月上旬の初夏の頃になるでしょう。
病害虫チェック(葉の裏・茎など)
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6月からトマト・ナス・ピーマンにはテントウムシダマシ、キュウリやかぼちゃにはウリハムシの害虫が増えてくる時期になります。
これらの害虫を見つけたら捕殺することと、とくに葉の裏などを見て卵などないかチェックしておきましょう。
これら害虫が増えてくると作物も弱ってくるので可能な限り早めに対処しましょう。
雑草取り・通気性の確保
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梅雨の雨で野菜や雑草は一層の生長をみせて葉っぱも繁茂してきます。
株元から葉が伸びる先くらいの範囲までの雑草は地上部で刈っておきますが、黒マルチで覆っていたらその作業は必要ありません。
株元に草が繁茂して通気性が悪いと病気の原因となるで、適宜草を整理しましょう。
梅雨対策(水はけ・泥はね・雨除け)
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水はけの悪い畝は畝間を掘り下げるなどして対処しましょう。
株元から葉先までの範囲まで土の表面がむき出しになっていると泥はねで葉っぱが汚れてしまうことがあります。
これは土にいるウイルスや病原菌が葉について病気になる可能性があるので、株元を敷き藁などで覆うといいでしょう。
トマトの実は雨に濡れると割れる可能性があるので、可能なら雨よけを設置しましょう。
6月の野菜たちのようす【実例紹介】
後日、掲載予定。
梅雨の時期に気をつけたいこと
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梅雨に入る前に株周りの雑草を地上部で刈り取り、畝間を中耕して畝の水はけを改善したいです。
できれば雨の日に作業するのは万が一作物に傷がついて病気になる可能性がありますし、作業者自身も泥だらけになるのでおすすめしません。
あと黒マルチがめくれて表土が見えていたら修繕すること、マルチをしていなかったら敷わらか草マルチをしておきましょう。
6月によく使った道具・資材紹介
後日、掲載予定。
まとめ|6月は一気に成長する時期。早めの手入れがポイント!
6月は最初の追肥やウリ科などの摘心、病害虫の予防になる雑草を刈るという大切な作業があります。
追肥のタイミングのときに作物の健康状態をチェックして適切な施しをしておきたいものです。
早くて6月末か7月初旬に収穫が始まるので梅雨の時期を乗り切っていきましょう。
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