【家庭菜園の味方!】青臭さ軽減!小ぶりなシシトウを美味しく食べきる簡単レシピ集

家庭菜園で頑張って育てたシシトウ、鈴なりに実って収穫は嬉しいけれど、「なんか青臭い…」「あまり好きじゃない」とご家族に言われてしまうことはありませんか?特に、小ぶりなシシトウがたくさん採れたときなど、消費に困ってしまうこともありますよね。

シシトウの青臭さは、実は調理法や組み合わせる食材を工夫することで、かなり軽減することができます。今回は、小ぶりなシシトウでも手軽に作れて、青臭さが気になりにくい絶品レシピを厳選してご紹介します。採れたてのシシトウを、もっと美味しく、もっと楽しく食べきりましょう!

シシトウの青臭さを軽減する調理のコツ

青臭さを和らげるには、いくつかのポイントがあります。

油をしっかり使う: 油で炒めたり揚げたりすることで、青臭さが和らぎ、シシトウ本来の甘みや風味が引き出され、香ばしさも加わります。

高温でサッと短時間調理: 火を通しすぎず、高温で手早く加熱することで、青臭い成分が飛びやすくなります。シャキッとした食感も残せます。

旨みや香りの強い食材と組み合わせる: 肉類や魚介類、キノコ類、ニンニク、味噌、チーズなど、旨みや香りの強い食材と組み合わせることで、青臭さをマスキングし、料理全体の風味を高めます。

しっかりとした味付け: 濃いめの味付けにすることで、青臭さが気になりにくくなります。

小ぶりなシシトウを美味しく食べきる簡単レシピ集

それでは、これらのコツを踏まえたレシピをご紹介します。たくさん採れたシシトウの消費にもぴったりです!

1. シシトウの素揚げ or 素焼き(シンプル is ベスト!)

一番シンプルで、シシトウの甘みを最大限に引き出す方法です。

材料: シシトウ、油(揚げる場合)、塩、醤油、ポン酢、カツオ節などお好みの調味料

作り方:

  1. シシトウはヘタを取り、つまようじなどで数カ所穴を開けます。こうすることで、加熱中に破裂するのを防げます。
  2. 【素揚げの場合】 170〜180℃に熱した油で、シシトウの色が鮮やかになり、少ししんなりするまでサッと揚げます。
  3. 【素焼きの場合】 フライパン(油なし、または薄く油を引く)や魚焼きグリル、オーブントースターなどで、表面に焼き色がつくまで焼きます。
  4. 熱いうちに器に盛り、塩や醤油、ポン酢などお好みの調味料をかけてお召し上がりください。カツオ節をたっぷりかけると風味が格段にアップします。

ポイント: 揚げすぎ・焼きすぎは食感が損なわれるので注意。短時間で色よく仕上げましょう。

2. シシトウとジャコの香ばし炒め

ジャコの旨みとごま油の香ばしさが食欲をそそる一品です。

材料: シシトウ、ちりめんジャコ(または釜揚げシラス)、ごま油、醤油、みりん(お好みで)、白ごま

作り方:

  1. シシトウはヘタを取り、つまようじなどで穴を開けます。
  2. フライパンにごま油を熱し、シシトウを炒めます。
  3. シシトウに火が通ったら、ちりめんジャコを加えて、さらにサッと炒めます。
  4. 醤油を少々回し入れ、お好みでみりんを加えて味を調えます。
  5. 器に盛り、白ごまを振って完成です。ご飯が進みます。

3. シシトウとツナの和風マヨネーズ和え

ツナの旨みとマヨネーズのコクで、青臭さがまろやかに。

材料: シシトウ、ツナ缶(オイル漬け、ノンオイルどちらでも)、マヨネーズ、ポン酢、醤油(少々)、ごま油(少々)、お好みで炒り卵やコーン

作り方:

  1. シシトウはヘタを取り、つまようじなどで穴を開け、素揚げか素焼きにして粗熱を取ります。(レンジ加熱でも良いですが、油を使う方が青臭さは和らぎます)
  2. ツナ缶は油(または水気)をよく切ります。
  3. ボウルに粗熱を取ったシシトウ、ツナ、お好みで炒り卵やコーンを入れます。
  4. マヨネーズ、ポン酢、醤油、ごま油を加えて全体をよく和えたら完成です。

4. シシトウのガーリックオイル炒め

ニンニクの香りで食欲をそそり、シンプルながら後を引く美味しさです。

材料: シシトウ、ニンニク、オリーブオイル、塩、粗挽き黒胡椒、醤油(お好みで)

作り方:

  1. シシトウはヘタを取り、つまようじなどで穴を開けます。ニンニクは薄切りにします。
  2. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火でじっくりと香りが立つまで加熱します。
  3. 香りが立ったらシシトウを加えて炒めます。
  4. シシトウに火が通ったら、塩、粗挽き黒胡椒で味を調えます。お好みで醤油を数滴たらしても美味しいです。

5. シシトウの天ぷら / フライ

衣で包んで揚げることで、青臭さが気になりにくく、サクッとした食感が楽しめます。

材料: シシトウ、天ぷら粉(または小麦粉、卵、パン粉)、揚げ油

作り方:

  1. シシトウはヘタを取り、つまようじなどで穴を開けます。
  2. 天ぷら粉を水で溶いた衣をつけ、170℃程度の油でカリッとするまで揚げます。フライにする場合は、小麦粉→卵→パン粉の順につけて揚げます。
  3. 揚げたてを塩や天つゆでシンプルに食べるのがおすすめです。

まとめ:調理法でシシトウはもっと美味しくなる!

「青臭い」というイメージで敬遠されがちなシシトウですが、油を活用したり、旨みの強い食材と組み合わせたりすることで、驚くほど美味しく変身します。

今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ採れたての小ぶりなシシトウを、ご家族みんなで美味しく食べきってくださいね!

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