ナメクジ被害、初発生!ピーマンの葉が穴だらけに…自然派菜園での対策記録【米ぬかトラップ実践】

畑でピーマンの様子を見に行くと、ふだんと明らかに違う姿が。
葉に不自然な穴が複数開いており、よく見ると茎のあたりにナメクジが1匹、ぬめぬめとくっついているのを発見しました。

ナメクジ被害は、これまでこの畑では見られなかったため、まさかという思い。
ストチュウと木酢液を薄めたものをすぐに散布し、初動対応を行いましたが、このままでは他の株にも被害が広がる恐れがあると判断し、本格的な対策を始めることにしました。

※写真掲載アドバイス:ナメクジがついた葉や茎の様子、葉に開いた穴のアップなど


状況の整理と、被害の兆候

今回の被害の特徴をあらためてまとめてみると、以下のような状況でした。

  • 被害があったのは1株だけ(今のところ)
  • 葉に複数の小さな穴(柔らかい新葉が特に)
  • 茎や葉裏にナメクジが1匹確認された
  • 葉色は正常で、他の虫害や病気の症状なし

つまり、ピーマン自体の健康には問題はなく、ナメクジによる直接的な食害と判断できる状態です。


まずは自然素材で対応:ストチュウ+木酢液散布

初期対応として、手持ちの**ストチュウ(酢・焼酎・唐辛子の混合)**と木酢液を希釈したものを、葉面に散布しました。

  • ナメクジが嫌う刺激臭で、一定の忌避効果が期待できる
  • ただし即効性・駆除効果は限定的(直接当たれば効果あり)

効果があるのはあくまで「来にくくする」環境づくり
今回のようにすでに被害が出ている状況では、直接的な捕殺策も必要と判断しました。


実践投入:米ぬかトラップで「捕まえる」作戦

次に行ったのが、米ぬかトラップの設置です。

  • 夕方、ピーマンの株元に小皿で米ぬかを設置
  • 翌朝、米ぬかの上にナメクジが2匹集まっていました
  • ぬかごと袋に入れて処分

この方法は非常にシンプルですが効果的で、環境に優しく、農薬を使わずに個体数を減らすことができます。

※写真掲載アドバイス:米ぬかを皿に乗せた状態、ナメクジが集まっている様子(苦手な読者配慮で控えめに)


継続対策:予防+環境管理で再発防止へ

一度ナメクジが発生すると、再び出てくる可能性が高いため、予防的な管理を徹底することにしました。

1. 草マルチの見直し

厚く敷いていた草マルチをやや薄くし、株元に風が通るよう調整しました。
ナメクジは湿った環境が大好きなので、ジメジメしすぎた株元は「隠れ家」になってしまいます。

2. コーヒーかす撒き(簡易忌避)

飲み終えたコーヒーのかすを乾かし、株元にうっすら撒きました。
これはナメクジが苦手とする成分が含まれているため、簡易的な忌避剤として役立ちます。

3. ストチュウ&木酢液は週1で継続

今後も週に1度を目安に、夕方に株周りと葉面にスプレー散布する予定です。
雨が降ったあとは成分が流れるため、必要に応じて再散布します。


ナメクジの発生を通じて感じたこと

今回初めてナメクジによる明確な被害を経験し、感じたのは以下の3点です:

  • 一匹見つけたら、他にもいると思って動くこと
  • 自然由来の対策でも、早期なら十分に効果があること
  • 「ジメジメが好き」という習性を意識した環境づくりが一番重要

農薬を使わない家庭菜園では、物理的・環境的に「来づらくする」工夫が基本となります。

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